キャンプと言えばランタン
泊まりキャンプと言えば欠かせないものがランタンです。
手軽さや安全性でいえば断然LEDランタンで、100均の300円商品等で手軽に買えたりもするのですが、せっかくのキャンプ、キャンプならではの非日常感を演出するには実際に炎が燃えるタイプをおすすめしたいです。ゆらゆら揺れる炎やそれによってうっすら動く影など、非常に風情のあるものですので、ぜひ体験して頂きたいものです。
いくつかのタイプ
非LEDの炎ランタンの中でも燃料によっていくつか種類があります。
灯油（パラフィンオイル）を使うもの、ホワイトガソリンを使うもの、ガス缶接続するもの、中にキャンドル（ろうそく）を入れるもの。
この中で一番楽なのはガス缶を接続するものですが、このタイプはランタン自体が比較的高めの値段設定になっています。ガス缶もOD缶を使うものはランイングコストが比較的高くなってしまいます。
一番のオススメはオイルランタン
ここで一番オススメしたいのが灯油・パラフィンオイルを使用するオイルランタンです。
特徴
扱いやすいのと本体も簡易な構造で壊れにくくメンテナンスもしやすい。オイル自体も安めで、発火温度が低く取り扱いが簡単なこともあり、通販でも簡単に買える入手性の良さも魅力です。
芯も消耗品ですが、こちらもホームセンターやSeriaでも売ってるので簡単に修理できます。
燃料
灯油はススが多く出るのと灯油自体の持ち運びが少しデリケートなので、パラフィンオイルを使う方がオススメです。（パラフィンオイルはペットボトルでも持ち運び可能）虫よけ効果のあるアロマ入りオイルもあります。
本体価格が安め
ちなみに本体はこれくらいのお値段。（ドン・キホーテ店頭価格）
本体はホームセンターでもこれくらいのお値段で普通に買えます。サイズは売れ筋の「中」がほとんどです。カメヤマローソクのランタンがとにかく安い。作りは正直どこも大差ありません。強いて言うならつまみの部分とか本体にメーカー名の紋様があるかどうかとかくらい。
黒と赤が不人気なのか、上記ドンキ店頭も通販も安いです。赤なんか店頭でほとんど見かけないです。売れないんですかね？赤はちょっと癖が強いですけど、黒は普通に悪くないと思うんですけどねぇ。
関連用品
どちらも照らす範囲を拡げるのに効果を発揮してくれますが、併用するとさらに効果アップ。
実際に私も使ってますし、オススメです。なんでもっと早く買わなかったんだろうと思うレベルです。
アンティーク・ビンテージは危険な沼
このジャンルにハマると大変です。コスパ重視の人は手を出されぬよう…。
どの界隈でもこの関連が沼でお金が湯水のように溶けていくのは同じですけど。
次点オススメ、ガスランタン（CB缶接続タイプ）
オイルランタンの次にオススメなのはCB缶を接続するタイプのガスランタン。CB缶接続タイプの良いところは燃料ボンベの入手性の良さと価格です。CB缶はCassette Gas Bombe（カセットガスボンベ）の略で、家庭の鍋コンロとかでよく使うガス缶です。100均でもコンビニでも売ってるので、旅先で無くなったり忘れてきたりしても簡単に買えます。1本100円。
これがOD缶だとそうはいきません。（OD＝OutDoor、アウトドア）
OD缶はアウトドア専門店やホームセンターでないと基本的に売ってません。1本あたり5~700円程度と結構お値段も張ります。バーナーとかがOD缶だと統一するのもアリですが、そうするとさらにランニングコストが・・・(´・ω・`) ということなので、個人的にはCB缶タイプをオススメしています。
なお、高地だとCB缶は火力が下がるので、登山するとか高地キャンプするならOD缶の方がオススメです。
おすすめ製品（CB缶接続 ガスランタン）
ここはもうIwataniとSOTOからの2択ですね。OD缶接続タイプは色々なメーカーから出てますが、CB缶接続で信頼できるメーカーはここの2社くらいしか筆者は知りません。ガス缶接続タイプはCB缶、OD缶ともに国産の信頼できるメーカーを選んでください。接続口の精度が悪くてガス漏れ→引火→爆発とかもうシャレになりません。本体価格が少し張るのと、ランタンスタンドで吊るしたりできない点から、このタイプを複数買うのはあまり現実的ではありません。台数＋α分のCB缶を持っていくとなるとこれもまたかさばります。卓上に一つ、という感じでしょうか。
参考：OD缶接続 ガスランタン
ただ、OD缶接続タイプ、コレがあるんですよね・・・・
ゆるキャン△でも有名になったコレ。明るさはあんまり期待できないんですけど、風情やお洒落さでは断トツですよね・・・。コレのためだけにOD缶用意してもいいかも…と思ったこともあります。
多分そういう人、多いはず。
その他
ガソリンランタンはモノ自体も燃料も取り扱いがちょっとデリケートなので初心者のうちは避けておくのが吉。
燃料の入手性もあまり良くはないです。
まとめ
初心者がコスパ良く楽しむなら「2000円くらいのオイルランタンを２つ＋CB缶接続ガスランタン１つ」あたりがオススメ！
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