大阪府貝塚市にある「そぶらフォレストガーデン南」。
2022年6月に行ってきたことを思い出しながら書いています。
幹線道路から比較的近く、道路事情もそこまで悪くない中で、秘境感が楽しめる良キャンプ場です。
場所・アクセス
〒597-0111 大阪府貝塚市蕎原800
南海電鉄 貝塚駅より乗り換え。水間鉄道にて貝塚駅から水間観音駅まで 15分(時刻表)。
バス(は〜もに〜ばす 黄バス)にて、水間観音駅から蕎原まで 約 17分(時刻表)。
蕎原より、徒歩 約15分。
上記WEBサイトは文字が詰まってて「うっ…」ってなるかもしれませんが、1ページで場所、サイト説明、予約方法、料金等、必要な全ての情報が網羅されているので、ある意味正解なのかも。やたらページ遷移しないと情報が集まらないよりはよほどマシ。とりあえず読みましょう(笑)
予約
予約はLINEから行います。友達登録して、予約したい旨を送るとしばらくすると返事がきます。
前日夜中にダメ元でLINEしたら割とすぐOK返事が来て申し訳ない思いをしました(´・ω・`)
(お返事明朝で大丈夫ですと書きました)
行ってみた
最後の数百メートル。一応すれ違い所はあるので、対向もそこまで難易度が高いわけではないです。
ただ、入場後、場内の傾斜が割とキツイです。
後で触れますが、上の方のサイトは4輪駆動orバイク推奨です。
良いところ
幹線道路から近い割に秘境感がある
最後の数百メートルだけは細い道がありますが、そこまではセンターラインのある対面通行道路があるので、運転に自信が無い人でもそこまで苦にはならないかと思います。
サイトに高低差があるので他の区画が視界に入りづらい
これは境界線辺りまで行って覗き込んでいる視界ですが、普通に過ごしてたら他のサイトはほとんど視界に入りません。周りからの視線とかを気にしたくない人には良いかもです。
とはいえ、上記のように上から見下ろしたら見えちゃうので、そういうとこまで気にするなら上の方のサイトを選びましょう。ただし、後述しますが、その場合は車にちょっと条件が付いてきます。
夏場でも割と涼しい(ただし湿度は高め)
私が行ったのは初夏(6月)でしたが、あまり暑くも無く扇風機とかナシで全然平気でした。
ただし、林間ということで湿度がちょっと高めだったので、蒸し暑いのが苦手な人はもうちょっと涼しい季節の方が良いかも。
冬は雪キャンプもできるっぽい
大阪なのに適度に雪が積もるっぽい気配です。
毎年かはわかりませんが、ネットやTwitterで雪景色をあげている方がいらっしゃいました。
めちゃくちゃ積もるわけではなさそうなので、気軽に雪キャンプ気分を味わえそう…?
管理人さんが良い人
見た感じお一人で切り盛りされている気配。整備や清掃等で場内を頻繁に回られてました。
雑談や予約状況の問い合わせも気軽に聞いていただき、サイト移動や荷物運びなども相談に乗ってくれます。
料金が安め(特にソロキャンパー)
1区画使うのは同じなのに、ソロ料金を安く設定してくださってます。
(ソロキャンプ 1,700円、ソロキャンプ(バイク)1,200円、ソロキャンプ(自転車、徒歩)1,000円)
デイキャンプのプランが無いのですが、1泊がデイキャンプくらいの価格帯なので、むしろ「デイキャン料金で1泊できる」くらいの勢い。車でもソロなら1泊1,700円は価格破壊過ぎる…!
ちょっとここは…なところ
逆にここはちょっと直してほしいなぁ…というところも少し。
価格帯や場所柄を考えるとどうしようもないところもあるとは思いますが。
スマホの電波が弱め
自分が何か調べ物をしたりする時に困る、というのもあるのですが、管理人さんあてのメールとかLINEがなかなか届かなかったりするんですよね。どちらかというとこっちの方が困りもの。(´・ω・`)
林間サイトなので仕方ないんですけどね。
まったく通らないというわけではなく、アンテナ1本が立ったり立たなかったり、くらいなので、LINEくらいなら、ちょっと置いとくといつの間にか送受信できてたりはします。
場内の坂道が急勾配
これについてはこのキャンプ場の長所である「サイトごとの高低差があるので他サイトと距離がある」「秘境感」とのトレードオフなところはあると思います。
最近の車の主流であるFF(前輪駆動)の車だとおそらく登れません。私が行ったときは目の前でトヨタのノアが登れず諦めてサイト変更しているところを見ました。
登れない場合はサイト変更や、低地に車を停めて、管理人さんが軽トラで荷物を運んでくれたりもしますが、高めの場所に行きたい場合は4輪駆動車もしくはバイク等で行くようにしましょう。
飲用水がない
サイト高所に貯めた雨水(と湧き水?)を使っているので、水圧が弱い(おそらく高低差の圧だけ)のと、飲用には使えないという点に注意が必要です。飲用に使えないということは、厳密に言うと「この後まだ使う食器類」の洗い物にも使えないことになります。
山中のキャンプ場ではちらほら見受けられることですが、飲用水等は多めに用意が必要なので注意が必要です。
あと、流し台から流れた廃水は、浄化施設も無くそのまま流れてしまうようなので、自然放流して大丈夫かどうかも配慮が必要です。(合成洗剤等はNG)
トイレが結構汚い
こちらのキャンプ場で一番注意しないといけない点がこちら。
山中で仮設トイレを使っている関係上、どうしても虫が湧きます。っていうか凄い湧き方してる。
これは虫が苦手な人、女性なんかは非常に辛いものがあるんじゃないかな…と。
管理人さん一人っぽいし、場所や環境的にも(山の斜面、下水道なしエリア)どうしようもないよな…とは思うものの、キャンプ場選びの際には一番注意してほしいところです。
ここが一番人を選ぶところ。
我が家でも私ソロとか息子を連れていくならOKですが、妻や娘は多分NGだと感じました。
まとめ
●道路事情もそこまで悪くないので細い道が苦手な人でも山奥の秘境に行った気分が味わえる
●山中であるデメリット(電波、トイレ問題)を許容できる人向け
●ソロキャンパーは利用料がメチャ安い
コメント