安価な保冷材の性能比較

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ちょっと涼しくなってきましたが、食材の保護やビールを冷えたままにしておくには保冷材は必須。
クーラーボックスにたくさん入れておきたいところですが、これもお値段ピンキリで、お高いのを大量購入するのはなかなか…。そんな中、DAISOやホームセンターで安く買える保冷材も増えてきているので、その中でもどれが良いものなのか、確認していきたいと思います。(本当は高額な奴とも比較したいところですが…汗)

比較するもの

IKEA

冷凍ウインナーとかの横に置いてるやつ。冷媒は少な目で結構チャプチャプしてます。
チャプるってことは凍った後の温度のバラツキが不安です。(容器内で冷媒がない部分が冷えない)
お値段は200円くらいだったかな…?

DCM

ホームセンター「ダイキ」のDCM。PB商品です。一応冷えそうな色はしてます。
サイズといい色といい、LOGOSのアレを意識してる気がしてならない。
こいつも実は冷媒ちょっとすくなめ。お値段は780円くらいだった記憶です。

DAISO 2種

100均の雄、DAISO。キャンプ用品も積極的に出してくれてます。
今回は100円で買える青の大きいやつと緑の小さいやつを使用します。

ちなみに緑の大きいやつ(青と同サイズ)は200円です。
うん、それなら小さいの2個買ったほうが良いよね。

スノーパック

肉とかプリンとか買うとついてくるアレです。よく使われていて、まぁこれも一つ50~100円前後でしょうか。気軽に使えますが、適当に冷凍庫に投入すると変な形で凍ってしまうこともあるアレ。
とりあえずクーラーボックスの空いたスペースにはコレを放り込んでる人も多いんじゃないかなと思ってます。
(ちなみに家庭用冷凍庫は充填率を上げたほうが保冷力が上がって電気代の節約になるので、とりあえず空いたスペースにはコレを詰めておくのが正解ではあります。)

測定環境

比較的涼しく、直射日光の当たらない室内。エアコンの風も直接当たらないよう調整し、
室温25℃、湿度50%で測定開始。
(エアコンかけてましたが、保冷剤自体からの冷気と、日が落ちてきて想定より少し室温が下がりすぎたので、測定開始1時間後くらい以降は23℃)

各保冷材は家庭用冷凍庫で2週間ほどしっかり凍らせて、測定直前に冷凍庫から出しています。

測定は下記測定器で。
2台ともで誤差レベルでの差しか出なかったので、測定レンジの狭い黄色のほうで各5ヵ所計測しています。測定直前にタオルで結露水分を拭き取っています。

観察結果

こんな感じ。なんで途中から2時間刻みになってるかというと、寝てしまったからです🤤

これは25℃環境に放置された場合の温度変化なので、閉鎖環境のクーラーボックスではまた変わってくると思うのですが、保冷力としては目安になるのかな、と思ってます。

なお、全測定結果はこちら。DCMは冷媒が行きわたっていない部分の温度が高く、それが影響してしまっている部分はあります。とはいえ、1時間経過後で既に半分くらい融解、2時間経過後にはほとんど融けてしまっていたので基礎性能から既にちょっとアレですね。ちなみに上記の溶け具合は、IKEAとスノーパックも同様でした。DAISOだけ優秀すぎんか。

IKEAも意外と健闘してくれたんですが、なんせIKEAまで行かないと買えないのと、容器の造りが結構粗雑な感じで、これ何度も繰り返し使ってたら裂けないかな…という不安はあります。

まとめ

DAISOの青(通常版)がコスパ最強の気配。なんせ100円で買える。

DAISOの緑(氷点下)も初期~融け始めの温度が低いので、ビールなどをしっかり冷やしたい場合はこっちをたくさん買うのもアリ。

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