初心者にオススメのキャンプ場の条件

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こんばんは、まだまだ初心者→中級者の入り口くらいの筆者がお送りしております。
キャンプデビューから1年半くらい、色々なキャンプ場に行ってみて、最初のうちはこれくらいの設備無いと厳しいよなぁ…というものを色々とまとめてみました。
何度かやるようになって慣れてきても、不便なものは不便だし、キャンプは不便な非日常を楽しむもの、といっても限度があります。そういったところをいくつか個人的な観点でまとめていきます。

絶対欲しいポイント

1. 携帯の電波が入る

これはもう絶対に必須です。
何か分からない事があった時に調べる、トラブルに遭遇した時の通報、とにかく電話が繋がらないと話になりません。

これに関しては初心者とか上級者とか抜きにして、ソロなら絶対に外してはいけないと思ってます。
複数人なら最悪何かあっても一人が車で飛ばして人里まで助けを呼びに行ったり、ができるかもですがソロで何か動けないようなトラブルが起きたら終わりです。家に無事帰るまでがキャンプですよ!

最近は山奥でも衛星通信→Wi-Fi提供されているキャンプ場がちらほらあります。
キャリアの電波が入らなくてもWi-Fiさえあればアプリから通話できたりもしますので、そのあたりはご自身のスマホ環境と照らし合わせてみてください。
ただ、緊急通報は基本的にアプリとWi-Fi経由ではかけられないものがほとんどのはずですので、そのあたりをどう考えるか、という点はあります。

2. 車の乗入れ区画制

車から物を運ぶのって結構手間です。急な雨とか、就寝時にキャンプ用品を片付ける際にも、いちいち遠くの駐車場までもっていくのはかなり手間です。
(就寝時は可能なものは片付けましょう。人や動物に盗まれます)
車が区画に横付けしてあればサクッと積み下ろしできるのでキャリーカートも不要。我が家では横付け不可のキャンプ場は候補にすら入りません。

3. トイレが綺麗

トイレの綺麗さはかなり重要です。
汚いとそれだけでテンション下がります。
とにかく女性陣の理解が全く得られません。男性よりトイレ滞留時間長いですからね。虫がよじ登ってきたりしかねない。
仮設トイレは大概汚い(きれいに管理しづらい)ので、固定式の建物があるところが好ましいですね。
汚物を浄化槽である程度きれいにしてるはずなので匂いも少しマシなハズですし。

4. クワイエットタイムが明言されている

筆者は隣区画で朝5時からカンカンカンカン何かを叩き続ける音で叩き起こされたことがあります。いくら前日早く寝てるったって早すぎない?
っていうか朝イチでペグ打ち?おかしくない?
テントもうそこにあるだろ。

とまあ早朝も問題ですが、どちらかと言うと夜のほうが問題。
比較的よくあるのが夜中まで酒のんで大きな声で騒いでる連中。だいたい群れてるし酒で態度が大きくなってるし、謎の連帯感でグループ内の自浄もろくに期待できないし、皆なかなか注意できなかったりしますよね。
しかも仮に注意しに行ったとして、キャンプ場から何時からは静かにしろ、って通達されてなければ『何をもってお前が俺に静かにしろって言ってんだ?』ってなった時に割と詰みます。
厳密には確かに権限がないかもしれない。その辺を決めるのは施設管理者ですからね。
これが「22時〜7時までは静かにね」とかきちんと明言されてるとこだと、それをもって注意できるし、守らないなら管理人に通報もok。場合によっては警察に通報もアリ。

なので、明言してくれてるところは比較的安心です。安心はできないけど(矛盾)

5. 管理棟が朝から/夕方までやってる

管理棟に人がいるというのはかなりの安心感です。
できれば管理人常駐が望ましいですが、概して高額になりがちです。
トラブルに巻き込まれた場合に駆け込む場所としても、できるだけ長い時間開いてるところが嬉しいですね。
管理棟に売店があることも多く、買い忘れた物であったり、想定より早く使い切ってしまったもの等を買い足すことができることからも、できるだけ長めに開いてるところが好ましいです。

できれば欲しいポイント

1. 近くに温泉施設

温泉施設が近くにある、というのは必須ではないにせよかなり優先度高めです。
キャンプ場のシャワーだけで済ますのは結構上級者だと思います。子連れだとなかなか厳しい。
しかしながら、設営してご飯までの間にお風呂に行くとなると、近場でないと時間がもったいない。片道2〜30分もかかってたらお風呂行って返ってくるのに2時間コースです。キャンプ場での活動時間なんて就寝時間除いたらせいぜい14時間くらい。そのうちの2時間を取られるのはもったいない。

実際、昼チェックインして設営して、昼食を食べて焚き火したり遊んだりしてると、割とあっという間にもう夕方です。ここから晩御飯の準備してたら風呂タイムは?
風呂が先になると晩御飯がえらい遅くなります。
風呂を後にすると晩酌したい人は車が使えなくて不便。

と、色々と選択肢が狭まるので、筆者からのオススメは『当日はもうお風呂なしで翌朝の撤収直後に温泉寄って昼風呂』です。コレをすると上記のタイムロスが随分減ります。

とはいえ、撤収時に汗もかくだろうしいつまでも汚いままってのも辛いものが。となるとキャンプ場近くの温泉に直行ですね!
近くに温泉がある場合はキャンプ場からの割引があることが多いのも◎。

2. AC100V電源

電源があると扇風機とかスマホ充電とかを気にせず使えます。ちょっとした家電も使えますけど、だいたい1500wまでだし瞬間的に高負荷になるホットプレートとかはダメなところが多いです。
(っていうか折角キャンプ来てるんだから熱源は火でやりましょうよ)
正直モバイルバッテリーいくつかあればなんとかなるので、必須とまでは思いませんが、あれば便利です。
なお、テントまで引き込む場合は屋外対応の延長ケーブルを買っておきましょう。

私はだいたい延長ケーブルかACアダプタ、もしくはその両方を忘れます(^q^)
車かバイクがあれば最悪なんとかなるんですけどね。

3. 目の届く範囲で子供の遊び場(ファミリーの場合)

子供って設営中とか調理中は暇になりがちです。
大人は作業過程を楽しめるかもですが、なかなかそうもいかない子が多いと思います。最初のうちは薪割りとかして楽しんでても割とすぐ飽きます。そういう時に暇しない遊具とか何かが、目の届く範囲であれば安心です。ちょっとした遊具とか。

【余談】

ただ、「目の届く」といっても水辺だけは見えてるだけではダメです。見えてても溺れた瞬間から助けに行けるまでどれくらいかかりますか?その間に子供が流される距離は?水面から手足が出ていない状態で流されていたら場所特定すら瞬時にはできません。溺れるときは派手にバシャバシャ騒いだりしません、いきなり沈むことも多いのです。

川遊びさせるなら子供だけは危険です。目の届く範囲、ではなくきちんと大人が付いて行って下さい。川沿いで暮らしていた田舎者の筆者が言わせて頂きますが、流れる水をナメてはいけません。人が簡単に死にます。
毎年夏休み開始と同時に各地で水の死亡事故報道が相次ぎますが、だいたいが子供だけで遊びに行ってたり、親の手元を離れすぎて溺れた子を助けに行ってミイラ取りになった親です。

あると嬉しいポイント

1. 薪が買える

薪って結構かさばるし、虫やダニがついてることもあります。できれば車の中にはあんまり置いておきたくない。そんな時に現地で買えれば言うことなしです。(現地で薪が売り切れているなんてことはそうそうないのですが、万が一買えなかった時のことを考えて、少しは持っていった方がいいです)

おわりに

キャンプ場によってこのあたりの条件が満たせるかはまちまちです。
備えがあればあるほど値段も高くなっていくのが普通ですし、どこに重きを置くかは各家庭しだい。

この記事が皆様の参考になれば幸いです。

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